アルマゲドン

(1998年 / アメリカ)

ニューヨークに無数の隕石群が降り注いだ。原因はアステロイドの接近で、地球に激突すれば人類は滅亡する。そこでアステロイドの軌道を変えるため、命知らずの民間人を含む14名の決死隊が組まれ、宇宙へと飛びたった。

映画館で観るべき映画とは

アルマゲドン

僕は映画を観るのはDVDかPCなので、映画館に足を運ぶことは滅多にありません。別に外に出るのが億劫だとか映画館の雰囲気が嫌いなのではまったくなく、ただ単に観たい映画を「映画館で観るべきかそうでないか」ではっきり区別していているからです。映画館で観るべき映画とは、要するに大画面、大音響でないと楽しめないか、それに1800円払う価値があるかで判断します。これは完全に僕の価値観なのですけど、僕が思う映画館で観るべき映画に当てはまる映画は、つまりは「大味なクラッシュアクション」です。たとえば、地球外から巨大UFOの大軍がやってきて地球を侵略しにかかるやつとか、戦艦や戦車、ロボット兵器が撃ち合うSFもの、あと壮大な異世界をCGで実現したファンタジーものもそうです。公開前に超話題作だとか制作費○○億円とか全米大ヒットだとか、大々的に広告を打ってくるタイプのものといっていいと思います。

これに対し、絶対に映画館で観たいと思わないのは、ラブストーリーやコメディなど、別に大きなスクリーンで観る必要のないジャンルの作品です。別に観てはいけないというわけではないのですが、普通にテレビサイズで問題ないし、むしろテレビ画面よりもはるかに大きな画面になってしまうと、せっかくのいい話でもストーリーが間延びしているように思えてしまい、登場人物との一体感が取れないと感じてしまいます。そこが超話題アクション映画のいいところで、たとえストーリーが薄っぺらでも、大迫力のシーンがあるとそれだけで観た甲斐が感じられ、DVDで観てると「これは映画館で観るべきだったな」とちょっぴり後悔したりします。

これまでおそらく両の手で数えるほどしか、自主的に映画館に行って映画を観たことがない僕ですが、その数少ない映画館体験で観た映画のほぼすべてが、上述したような大作アクション、話題のパニック映画です。それらをひとつひとつ覚えているわけではありませんが、いかにストーリーが単調でデジャブを感じる内容だったとしても満足できており、「観に来るんじゃなかった・・」となったことはありません。とにかく爆発や衝突が起きた時の大音響を、映画館の醍醐味である迫力ある音響機器で堪能できただけで、つまり映画の持つ本来の楽しみ方を全身で感じられればそれで僕はお腹いっぱいになれるのです。言ってしまえば、別のその作品を映画館で観なくてもいいわけですが、行ったら行ったでエンジョイできる、そういう映画だけを選んで映画館に観に行くのです。

というわけで、このアルマゲドンも映画館に観に行った映画のひとつです。僕が学生の頃だったと記憶していますが、当時は似たようなタイプのパニック映画(インディペンデンス・デイとかディープインパクトとか)が量産されていた頃で、それほど目新しい要素はなかったのですが、それでも当時の最新技術を駆使したエフェクトは大迫力で圧倒されたのと、べたなストーリーなのですが映画と一体化していたため泣きどころではグッと来るものを感じました。エンディングテーマを聴きながら、「あぁ、観に来てよかったな」としみじみ感じたことをよく覚えています。

さて、今回13インチ画面のノートパソコンで観直した感想ですが、これはまったく思いも寄らないことなのですが「映画館で観たい」という思いに駆られました。一度観たから途中で飽きるかなと思っていたら、案の定飽きたのですが、その理由を自分なりに考えてみると、画面のサイズが極端に小さくて迫力が感じられず映画と一体化できなかったからだという結論に達しました。かつての記憶があるからなのでしょうが、やはり映画館で観た衝撃は体が覚えていたのですね。自宅に超大型スクリーンを設置する予算もスペースもないので、もしアルマゲドンが映画館で特別公開されたとしたら是非もう一度見に行きたい。でも、1800円は出したくないけど。


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