作成者別アーカイブ: 牧村蓋世

Mommy/マミー

mommy

ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる発達障害のこと。年齢や発達に不釣り合いな行動が社会的な活動や学業に支障をきたすことがある障害であり、7歳以前に症状が現れるとされています。その具体的な特徴として、まず不注意は、忘れ物が多い、何かやりかけでもそのままほったらかしにする、気が散りやすい、話...[続きを読む]

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

「吸血鬼」と聞けば、条件反射的にドラキュラ伯爵をイメージする人は多いでしょう。かくいう僕もそうです。でも、それと同時に、ドラキュラは創作における架空の人物であり、ひいては吸血鬼自体が想像上の産物であると連鎖的に思い浮かべることと思います。それはおそらく正しい認識のはずです。ドラキュラの出自が小説であることは言うまでもなく、吸血鬼は狼男やフランケンシュタインと同じように、世界中で知られている怪物では...[続きを読む]

21グラム

21グラム

人体を構成する臓器の中でもっとも重要なものは何かと聞かれたら、おそらく誰もが「心臓」と答えるのではないでしょうか。お酒を大量に飲む人だったら肝臓、糖尿病を患っている人だったら腎臓といった感じで、人によって意見は分かれるかもしれませんが、命に直結した臓器と言えば心臓というのは異論のない共通認識だと思います。心臓は全身に血液を循環させるポンプの役割を担っている云々という理屈を抜きにしても、また身の危険...[続きを読む]

あの日の声を探して

あの日の声を探して

この映画の舞台となっているのは、北カフカス地方の北東部に位置する、ロシア連邦北カフカース連邦管区に属するチェチェン共和国。人口は約100万人で面積は日本の四国ほど、住民のほとんどがイスラム教スンナ派を信仰しています。1991年のソ連解体において、ソ連邦を構成していた共和国が次々に独立宣言をする中、当時自治共和国だったチェチェンも独立を目指しますが、ロシアは自治共和国を共和国に昇格させても独立は認め...[続きを読む]

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

ある日突然、まったくの一文無しとなってしまい、生活の見通しが立てられなくなったらどうするか、考えてみました。まずお金がないことにはどうすることもできないので、なんとかしてお金を工面する手段を講じるでしょう。衣食住、人間が普通の生活をしていくのに最低限必要なものですが、これらを確保するためには当然ながらお金が必要だからです。その中でも、「食」はもっとも重要な要素であり、何らかの栄養を摂取し続けない限...[続きを読む]

僕はラジオ

僕はラジオ

知的障害者と聞くと、つねに「あーあー、うーうー」と唸っていて、突然癇癪を爆発させて暴れだすという負のイメージが抜けきりません。僕が小学校、中学校の頃にこういう生徒がいて、幾度となくそうした様子を目撃してきた経験が強く作用しているからでしょう。結局彼らは、健常者と一緒に学校生活を送ることができず養護施設に入れられたということも、僕が彼らを理解することができない要因のひとつだったかと思います。先生の指...[続きを読む]

セッション

セッション

僕も多少楽器演奏の心得があり、趣味でギターを弾いています。ギターと一口に言ってもさまざまな演奏手段やシチュエーションがあるわけですが、僕は完全にソロギター(メロディと伴奏の両方を演奏するスタイル)。ちょっと洒落たお店で流れているギターだけのBGMを想像してもらえればと思いますが、クラシックの名曲やディズニーの定番曲、ゲーム音楽や最近のポップミュージックをアレンジしたものなどを好んで演奏しています。...[続きを読む]

ブロークバック・マウンテン

ブロークバック・マウンテン

身近な人から突然「同性愛者」だとカミングアウトされて、何の抵抗なく受け入れられる人というのは、正直なところ少数派ではないかと思います。たとえ、その人の好意の対象が自分ではなかったとしても、いままでと同じように接することを無意識のうちに避けようとし、彼から好かれぬよう警戒を強めてしまうのではないでしょうか。別に、これは同性愛者を差別しようとしているわけではなく、男女間では異性愛が当然の環境にいた人た...[続きを読む]

「僕の戦争」を探して

僕の戦争を探して

「ビートルズ」ってだけで、目を爛々と輝かせながら何時間も延々と語れたり、ゆかりのグッズに囲まれて生活をしていたり、カラオケで彼らの曲しか歌わないという人の話はよく耳にします。いわゆるマニアと呼ばれる人たちのことですが、そこに偏屈な信奉者、蒐集家といったニュアンスはほとんどなく、どことなく高尚な雰囲気すら感じてしまいます。ビートルズはポップミュージックという大衆的なジャンルのミュージシャンではあるの...[続きを読む]

グランド・イリュージョン

グランド・イリュージョン

僕はテレビでしかイリュージョンを見たことないため、リアルに目の前で展開されて得られる感動というものはついぞ味わったことはありません。テレビで見ても面白いと言えば面白いのですが、どうしても編集されているという読みが働いていしまって感興は巻き起こらず、なんとなく「ふーん」と鼻を鳴らしながら見終えるというのがいつものパターンです。見せ場のシーンでは思わず唸ることもありますが、どうせ「なーんだ」と笑ってし...[続きを読む]