カテゴリー別アーカイブ: コメディ

あしたのパスタはアルデンテ

あしたのパスタはアルデンテ

いま現在の社会において、「親が決めた通りの人生を歩む」という考え方は、相当古臭い価値観として広く認識されていると思います。「親が決めた通り」というのは、武士の息子は武士、染物屋の息子は染物屋、米屋の息子は米屋といった感じで、先祖代々、ひいては社会全体が血縁一統で成り立っていた社会的慣習のこと。要するに、土地と地主に縛られていた小作農は除いて、商家や武家の子が自らの意志あるいは親への反発からまったく...[続きを読む]

シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~

chef

レストランを星の数で格付けする媒体と言えば、知らぬ人はいないであろう「ミシュランガイド」。このミシュランガイドに紹介されれば、レストランの知名度が向上するだけでなく、食の権威として認定されることになるます。そのため、どのレストランも星獲得を目指して腕を振るったり、星を落とさないよう躍起になったりするわけです。中には、俗化したり商業路線に乗ったりすることを嫌い、取材や掲載を拒否するお店もありますが、...[続きを読む]

タイピスト!

populaire

僕はタイピングがとても苦手で、いまでもブラインドタッチが下手くそです。まぁ、それでもパソコン必須のこの時代、使わざるを得ない状況の中、多少なりと改善してきて、レアな文字を打つ以外はキーボードを見なくてもタイピングできます。僕の場合、コーディングやらプログラミングやらで英字を打つ機会が相当あるので、漢字変換を伴う日本文よりは早く打てると思います。でも、ブログを書くときは当然日本語なので日本語で打つわ...[続きを読む]

ビッグ・リボウスキ

ビッグ・リボウスキ

「リボウスキ」という苗字について、どういう出自を持つものなのかわかりませんが、話の文脈からしてアメリカでも相当珍しいものなのだろうと推測されます。なんとなく、ロシアか東欧あたりにルーツがありそうという察しはつきますが、スミスとかジョンソンとかウィリアムズとかが大手を振るっているアメリカで、リボウスキ姓はいたとしてもかなりマイノリティとなるでしょう。ところで、作品の中で、マジョリティに属するジョン...[続きを読む]

トゥルーマン・ショー

トゥルーマン・ショー

街中、電車の中、会社の中など、多くの人がいるところに身を置くと、「誰かに見られている」気がする。そうでなくとも、自室でひとりでいたとしても、背後から見つめられている感じがすることがある。こうした感覚のことを「注察妄想」といいますが、さらにその思い込みがエスカレートすると、のぞき見されている、監視されている、尾行されている、盗聴や盗撮されているなどという「追跡妄想」のほうへ発展していきます。「妄想」...[続きを読む]

バチカンで逢いましょう

バチカンで逢いましょう

初めは確固とした目的を持って実行に移したものの、その過程において思いがけなく遭遇した事柄によって、まったく別の方向へと舵を切りだしてしまうということは、日常生活でも往々にして起こり得ること。たとえば、手袋だけを買うつもりでデパートに行ったらスーツ一式買い込んでしまったり、様子見程度で企業訪問してみたら社風がすっかり気に入り十数年お世話になることになったり。こういったことは、驚くべきことではなく逆に...[続きを読む]

ナチョ・リブレ 覆面の神様

ナチョ・リブレ

僕は学生時代、大のプロレスファンで、テレビ中継をかかさず観たり実際に観戦に足を運ぶことがよくありました。当時のメジャー団体は全日本プロレスと新日本プロレスのふたつで、それぞれファイティングスタイルに違いが異なり、前者が守勢的で玄人向け、後者が攻撃的でエンターテイメント性という色分けがはっきりとなされていました。当然、プロレスファンの間でも全日派、新日派で分かれていたのですが、僕は初め全日だけで新日...[続きを読む]

ヤギと男と男と壁と

ヤギと男と男と壁と

80年代ごろからアメリカで実際に存在したという超能力部隊。「ジェダイ計画」というコードネームで、超能力兵士を育成するという構想に着手していたそうです。能力は段階的にレベル分けされていて、まずレベル1は「椅子の数やコンセントの位置など細かい部分にすぐ気づく能力」。レベル2は「直観力」。レベル3は「察力と現実とのつながりを理解し人から見えなくなる能力」。そして、レベル4ともなると、念ずるだけでヤギの心...[続きを読む]

キンキー・ブーツ

キンキーブーツ

履いている靴を見ればその人がどういう人かわかるそうです。その的中率たるや90%以上とのことで、そうなるとおちおち外出していられなくなりそうで怖いですね。「足元を見る」という言葉は、相手の弱点を見つけて付け込むという意味ですが、それほど足元、つまり履いている靴はその人をズバリ言い表しているというわけです。いつもピカピカな靴を履いている人は、完璧主義者で仕事もできるけど、小さなミスでも大きく落ち込んで...[続きを読む]

テッド

テッド

思ってもいなかった意外な事実に直面してトキメクことを「ギャップ萌え」とか「ギャップ受け」と言うことがあります。一般的な商品に対してでも対人関係でも外見と内面が別人だったり別物だったりする場合に用い、もともと持っていたマイナスのイメージがその意外性や多面性からプラスの方向に覆されることを言い表すことがほとんどです。これはれっきとした人間の心理作用によるもので、行動心理学の専門家・目白大学の渋谷教授は...[続きを読む]