カテゴリー別アーカイブ: コメディ

イエスマン “YES”は人生のパスワード

イエスマン

山本七平の著書に『空気の研究』というのがあります。目に見えないもの、つまり「空気」としか言いようのないものが日本の社会や人々を支配していることを指摘した名著で、お読みになった方も多いと思います。これを突き詰めて考えてしまうとややこしいのですが、原理としては特に難しいものではなく、よく僕らが無意識のうちに「なんとなく」とか「なりゆきで」と口走ってしまう、行動上の甘えのようなもの。「みんながやっている...[続きを読む]

英国王給仕人に乾杯!

英国王給仕人に乾杯!

小さなレストランの見習い給仕だった主人公が、ちょっとしたきっかけでトントン拍子に出世していって、ついにはプラハの最高級ホテルのレストランの給仕長になるというストーリー。日本人ならこういうサクセスストーリーは好きですよね。農民の子が出世に出世を重ねて天下を統一した豊臣秀吉に代表されるように、たとえ生まれや身なりは卑しくとも才覚ひとつでのし上がり、たゆまぬ努力と献身が実って社会で大成功を収めた人の話と...[続きを読む]

私がクマにキレた理由

私がクマにキレた理由

自分を変えたいときにまずやるべきこととして、大前研一氏が3つの要素を提示しています。曰く「1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える」とのこと。時間配分を変えるとは無意味なことに費やしていた時間を有効なことに回すこと、住む場所を変えるとは自分にとって良い影響を受けられる場所に移ること、付き合う人を変えるとはなあなあの関係より刺激を与え合える人と親密になることだそ...[続きを読む]

ビートルジュース

ビートルジュース

小学校1年か2年の頃だったと思いますが、当時仲の良かった友だちと「死んだらどうなるんだろうね」という話で盛り上がった記憶があります。所詮子どもが話題にするなので、死ぬときの苦しみや残していく人たちに対する惜別の情などを俎上に上げることなどするはずもなく、ただひたすら死後の世界についてだけ、あることないこと面白おかしく話していただけ。死後の世界、つまり死んだら天国に行くのかそれとも地獄に落ちるのか、...[続きを読む]

ディック&ジェーン 復讐は最高!

ディック&ジェーン

会社が突然倒産したりリストラされたりして失業するという悪夢は、どんなサラリーマンにもあり得ることであり、それは大企業に務めるエリートと呼ばれる高給取りでも同じこと。殊に、バブル崩壊後、日本型の終身雇用制が崩壊し、欧米並みに人員整理が非情になった雇用事情を鑑みればなおさらです。完全失業率がどんどん上がっていくと同時に、自殺者数も増加していったことを無視することはできません。1998年に自殺者数年間3...[続きを読む]

オーケストラ!

オーケストラ!

1990年代に入ると、それまでの歌謡曲から脱皮した若者向けの音楽が確立され、J-POPという新しいジャンルの音楽が全盛期を迎えます。その頃には音楽再生メディアとしてCDが広く普及したことも追い風となり、次々に生まれるヒット曲で売り上げランキングは毎週変動。そうしたヒット曲をいち早く覚えた人たちが自慢の喉を競い合うため、カラオケボックスが大盛況するという時代でした。当時中学生だった僕のクラスでも同じ...[続きを読む]

フィリップ、きみを愛してる!

フィリップ、きみを愛してる!

昔に比べ、日本でも同性愛に対する理解は進んでいると思います。僕が子供の頃は、日本にいる外国人を「ガイジン」と呼んで無意識のうちに区別していたのと同じくらい、同性愛あるいは同性愛者を別の世界の住人みたいに見なしていました。だけど、いまでは規制緩和でコンビニやファストフード店でアジア系の外国人が普通にアルバイトしている現実と同じくらい、同性愛者に対する視線も緩んでいったように思います。 それでも...[続きを読む]

マイケル

マイケル

アメリカだけに限りませんが、生まれた子に、宗教にゆかりのある名前をつけるケースが多くあります。たとえば、キリスト教徒だったらジョン、ピーター、ポール、マリア、キャサリン、モニカといった具合。あと、イスラム教徒とかヒンドゥー教徒にも同じ傾向があると思われます。いずれも信仰心の厚い、あるいは宗教が国柄を表している(こんなふうに表現してしまうのも日本人らしいのですが)国または地域だからこその風習だと思い...[続きを読む]

デーヴ

デーヴ

80年代、90年代に少年時代だった僕が夢中になって観ていたアメリカ映画ってこんな感じだったなと懐かしみながら見てました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「インディー・ジョーンズ」とかのSF、アドベンチャー、シュワルツェネッガーのアクション、それに「ホーム・アローン」とかのコメディ。挙げればきりがないけど、こういう映画って本当に夢がたくさん詰まっていた。僕が若かったからというわけでは決してなく...[続きを読む]