カテゴリー別アーカイブ: コメディ

ビートルジュース

小学校1年か2年の頃だったと思いますが、当時仲の良かった友だちと「死んだらどうなるんだろうね」という話で盛り上がった記憶があります。所詮子どもが話題にするなので、死ぬときの苦しみや残していく人たちに対する惜別の情などを俎上に上げることなどするはずもなく、ただひたすら死後の世界についてだけ、あることないこと面白おかしく話していただけ。死後の世界、つまり死んだら天国に行くのかそれとも地獄に落ちるのか、...[続きを読む]

ディック&ジェーン 復讐は最高!

会社が突然倒産したりリストラされたりして失業するという悪夢は、どんなサラリーマンにもあり得ることであり、それは大企業に務めるエリートと呼ばれる高給取りでも同じこと。殊に、バブル崩壊後、日本型の終身雇用制が崩壊し、欧米並みに人員整理が非情になった雇用事情を鑑みればなおさらです。完全失業率がどんどん上がっていくと同時に、自殺者数も増加していったことを無視することはできません。1998年に自殺者数年間3...[続きを読む]

オーケストラ!

1990年代に入ると、それまでの歌謡曲から脱皮した若者向けの音楽が確立され、J-POPという新しいジャンルの音楽が全盛期を迎えます。その頃には音楽再生メディアとしてCDが広く普及したことも追い風となり、次々に生まれるヒット曲で売り上げランキングは毎週変動。そうしたヒット曲をいち早く覚えた人たちが自慢の喉を競い合うため、カラオケボックスが大盛況するという時代でした。当時中学生だった僕のクラスでも同じ...[続きを読む]

フィリップ、きみを愛してる!

昔に比べ、日本でも同性愛に対する理解は進んでいると思います。僕が子供の頃は、日本にいる外国人を「ガイジン」と呼んで無意識のうちに区別していたのと同じくらい、同性愛あるいは同性愛者を別の世界の住人みたいに見なしていました。だけど、いまでは規制緩和でコンビニやファストフード店でアジア系の外国人が普通にアルバイトしている現実と同じくらい、同性愛者に対する視線も緩んでいったように思います。 それでも...[続きを読む]

マイケル

アメリカだけに限りませんが、生まれた子に、宗教にゆかりのある名前をつけるケースが多くあります。たとえば、キリスト教徒だったらジョン、ピーター、ポール、マリア、キャサリン、モニカといった具合。あと、イスラム教徒とかヒンドゥー教徒にも同じ傾向があると思われます。いずれも信仰心の厚い、あるいは宗教が国柄を表している(こんなふうに表現してしまうのも日本人らしいのですが)国または地域だからこその風習だと思い...[続きを読む]

デーヴ

80年代、90年代に少年時代だった僕が夢中になって観ていたアメリカ映画ってこんな感じだったなと懐かしみながら見てました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「インディー・ジョーンズ」とかのSF、アドベンチャー、シュワルツェネッガーのアクション、それに「ホーム・アローン」とかのコメディ。挙げればきりがないけど、こういう映画って本当に夢がたくさん詰まっていた。僕が若かったからというわけでは決してなく...[続きを読む]