カテゴリー別アーカイブ: ドラマ

ヒトラーの贋札

ヒトラーの贋札

通貨の価値というのは、その通貨を発行する国の信頼度によって担保されています。信頼度が高いというのは世界で通用するということであり、要するにどこの国に行っても両替ができる通貨のことです。この基準に合致するのは、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフラン、カナダドル、スウェーデンクローネだけ。なので、日本人であれば基本的にどこの国の銀行に行っても日本円を現地通貨に両替してもらえるわけです。まぁ、世...[続きを読む]

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク

日本でインターネットが普及し始めた90年代には、すでにネット上で日記を交換し合うサービスはありました。僕も名前は忘れましたが、マイクロソフトが提供していたサービスに登録していた記憶があり、いま考えてみれば、これが人生初のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)体験だったかもしれません。ですが、当時学生だった僕はブラウザを立ち上げて自身のページを更新することより、単純に友人同士でEメールを交換し...[続きを読む]

世界最速のインディアン

世界最速のインディアン

小学5年生の頃だったと思いますが、僕はクラスの中で1、2を争うほどの俊足の持ち主でした。体育の50メートル走のタイムではつねにトップクラスだったし、サッカーなどの球技をするときも足の早さが重視されるポジションを推されていました。そんな折、秋の運動会に向けてクラス会が開かれ、リレーのアンカーを決める話し合いが持たれました。そこで、僕を含めた足の早い生徒が何人か候補にあがったのですが、その際、担任の教...[続きを読む]

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン

僕は年相応に見られることがありません。10歳くらい若く見られることが多いです。若く見られるんなら老けて見られるより全然マシじゃん、と思われたかもしれません。僕もある時期まではそう思っていました。初対面の人に「何歳に見えます?」と聞いて、思惑通り実年齢より若く見られたあと「実は○○歳です」としたり顔で正解を告げた時、相手が「えー」と驚くのが小気味よくて仕方ありませんでした。しかし、考え方を改めてから...[続きを読む]

最強のふたり

最強のふたり

僕は、生真面目で面白みのない人間と思われることが多いです。実際そうです。僕自身、それを自覚しています。飲み会でお酒を飲んで騒ぐのが大嫌いで、顔合わせ会であれ忘年会であれ二次会は理由をつけて参加しないし、昼休みに同僚と連れ立って一緒に食事に行くこともないし、仕事の合間に雑談をしてリラックスし合うことが気の利いたことだと思わない。だいいち、冗談を言うことが苦手、というより嫌いです。誰かから僕に面白いこ...[続きを読む]

八日目の蝉

八日目の蝉

僕はマジョリティを避けるきらいがあります。マジョリティと言っても位置づけはさまざまですが、僕が言うマジョリティとは「圧倒的多数の支持」のこと。メディアなどで登場すれば大歓声、大歓喜を受けるような人にはそっぽを向きます。その人の人間性がどうというより、僕自身がそういう流行の波に乗せられてしまうのが嫌なのです。かつて若貴ブームの時、どちらかが土俵にあがってテレビの内外から大歓声を受けているとき、僕は必...[続きを読む]

ザ・ダイバー

ザ・ダイバー

外国産映画においてタイトルの邦語訳がすごく重要なのは言うまでもないですが、本当にその作品が訴えようとしていることをベタながらも的確に表しているのならまだしも、まったく的はずれだったり、一時期流行った「ライフ・イズ~」とか「陽だまりの~」とかいう便乗商法の作品には虫唾が走ります。いわゆるアニメでいうところの「OP(オープニング)詐欺」というやつでしょうか。ストーリーは大したことないデジャブ感満載のも...[続きを読む]

ココシリ

ココシリ

中国文化に憧れて、バックパックを背負って各地を数ヶ月単位で旅したことがあります。一度目は北京から西安、成都、重慶、武漢、上海、広州、香港。二回目は大連から長春、ハルビン、北京、西安、洛陽、開封、泰山、天津、北京。三回目は香港から広州、桂林、陽朔、南寧からベトナムへ。いずれも大都市を起点に、世界遺産や歴史的遺物をめぐるものでした。次こそはシルクロード、チベット、あるいは雲南省へと思っていたのですが、...[続きを読む]

スラムドッグ$ミリオネア

スラムドッグ$ミリオネア

僕が中学・高校の頃は、主要民放各局がそれぞれ看板クイズ番組を持っていて、僕も夢中になってみていた記憶があります。それも、アタック25とかの一般向けじゃなくて、クイズ研究会とかに所属しているプロが出場していた本格派なやつです。どれもレベルが高くて、クイズの解答はまったくわからなかったけど、いまでいうアキバ系っぽい人たちが超高速で早押しして正解してたのを面白く見てました。 その後、バブルが崩壊し...[続きを読む]

英国王のスピーチ

英国王のスピーチ

僕ひとりだけの部署で僕ひとりだけで作業しているため、自然と1日にほとんど喋らないことが多くなり、気づいたらひと言も発しないまま1日が終わっていたということがしばしばです。今日なんか喋ったっけって思い返していて、ようやく思い出したらそれは独り言だったり。職場の環境もそうですが仕事内容的に職人的な領域なので仕方ないとは思うのですが、こんな生活人間らしくないなと、ふと悲しくなったりします。 こんな...[続きを読む]