カテゴリー別アーカイブ: ドラマ

サラの鍵

サラの鍵

ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(ヴェル・ディヴ事件)とは、ナチス・ドイツの占領下にあったフランスで1942年7月16日~17日に行われた最大のユダヤ人大量検挙事件のこと。フランス国籍ではない外国籍のユダヤ人が一斉に検挙され、その数は1万5000人近くにまで及び、検挙されたユダヤ人はヴェロドローム・ディヴェールという競技場に集められ、ここからアウシュヴィッツをはじめとする東欧各地の絶滅収容...[続きを読む]

ミックマック

ミックマック

「仕返し」って言うと、日本人だったら条件反射的に「仇討ち」のことを思い浮かべると思います。「忠臣蔵」に代表されるように、自分が仕える主君、または所属する組織を不当な手段で貶められたとしたら、燃え上がる怒りを臥薪嘗胆して抑えながら時宜を待ち、いざ好機到来という時に一気に積年の恨みを爆発させて本懐を遂げる。そんなストーリー、日本人なら誰もが登場人物に感情移入し、心震わせながら画面に見いってしまうことと...[続きを読む]

ドライビングMissデイジー

ドライビング・ミス・デイジー

心理学用語で「パーソナル・スペース」というものがあります。これはコミュニケーションをとる相手が自分に近づくことを許せる、自分の周囲の空間(心理的な縄張り)を意味します。一般に、親密な相手ほど狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広いという傾向があり、相手によっては(ストーカーなど)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもあります。たとえば、あまり親しく...[続きを読む]

この森で、天使はバスを降りた

この森で、天使はバスを降りた

この映画の主人公は、いちいちDVDパッケージのあらすじを読み返すまでもなく、パーシーという女性です。殺人を犯した罪で服役していた刑期を終えたパーシーが、メイン州の森の中にある田舎町ギリアドで人生の再出発をするところから物語は始まり、よそ者を警戒する町の人との触れ合いやぶつかり合いが描かれていきます。少女期からのトラウマにより対人的にぶっきらぼうでありながらも、それでいて人恋しさや愛情への渇望を次第...[続きを読む]

イゴールの約束

イゴールの約束

日本における不法滞在者の数は、法務省発表によると59,061人(2014年1月1日現在)。国籍・地域別に見ると、トップの韓国が14,233人で、中国(8,257人)、フィリピン(5,117人)、タイ(4,391人)、台湾(3,557人)と続きます。不法滞在は不法残留と不法入国に大別され、不法残留(日本の場合)とは上陸許可を受け在留資格を有していたが定められた在留期限満了後も出国せずに在留しているこ...[続きを読む]

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-

デビルズ・ダブル

一人っ子政策が敷かれている中国では、一人っ子ゆえの可愛さから過保護に育てられた子供のことを「小皇帝」と呼ばれているそうです。都市部の富裕層や中産階層に多く、改革開放後の消費社会で育った彼らは、親の愛情をたっぷりすぎるほど受け、「自主性に欠ける」「自己中心でわがまま」「思いやりがない」という負の人間性を克服する機会が与えられないまま大人になっていくとのこと。もちろん全員が全員そうではないですし、日本...[続きを読む]

砂漠でサーモン・フィッシング

砂漠でサーモン・フィッシング

もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを「外来種」と呼びます。この外来種の定義ですが、日本国内のある地域からもともといなかった地域に持ち込まれた場合には適用せず海外から入ってきた生物に絞り、また渡り鳥、海流に乗って移動してくる魚や植物の種などは自然の力で移動するものなので外来種として見なさないとのことです。シロツメクサ、アメリカザリガニ、ブラックバスな...[続きを読む]

コッホ先生と僕らの革命

コッホ先生と僕らの革命

サッカー日本代表がいわゆる「ドーハの悲劇」で本戦出場を逃した、1994年のアメリカワールドカップ。日本代表が出場できなかった悔しさと無念は開幕と同時にすっかり忘れ、僕はJリーグやアジア地区予選で見ることのなかった世界レベルの選手のプレーに完全に魅了されてしまっていました。ロマーリオ、ドゥンガ、ロベルト・カルロス、ベベット、ロベルト・バッジョ、バティストゥータ、ベルカンプ、ダービッツ、ハジ、ストイチ...[続きを読む]

最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方

余命いくばくもないことを宣告されたとして、人生においてやり残したことをどこまで片付けられるか、いや、そもそも冥土の土産に何かパーッとやってやろうと思い立つことすらできるのかどうか、僕は疑問です。でも、たとえば、痛みや機能障害は何も感じないにもかかわらず3ヶ月後には眠るように息を引き取るという場合であれば、ちょっと考えるかもしれません。もちろん、医師から納得のいく病状の説明があり、僕自身それを受け入...[続きを読む]

フィールド・オブ・ドリームス

フィールド・オブ・ドリームス

「夢」って何でしょう。いちばんわかりやすい例でいうと、「大きくなったらパイロットになりたい」とか「お金持ちになって外車を乗り回したい」とか「世界を征服したい」とか、サンタクロースには頼めない人間的な成功を求める願望のことなのではないかと思います。要するに、達成するにはハードルが高く現実的には無理かもしれないけど、そこに至るまでの過程で得られる偶発的かつ実益的な成果を期待できるに値する大きな壁とでも...[続きを読む]