カテゴリー別アーカイブ: は行

フェア・ゲーム

フェア・ゲーム

「インテリジェンス」って聞くと、メガネかけて分厚い本抱えてる学者然とした、いわゆるインテリを連想してしまいますが、実際はずばり「情報」を意味します。しかし、ここでいう情報とは、テレビのニュースとかインターネットの検索で羅列されたもののことではなく、外交や軍事などで活用するために加工された情報となります。情報には3つの次元があり、加工されていない基礎となる数値や資料(データ)、データをある目的に沿っ...[続きを読む]

ボーン・スプレマシー

ボーン・スプレマシー

「スパイ」という響きに、つい劇画的なカッコよさを連想してしまうのは、現代の日本がいかに国家を運営するにあたり「情報」の重要性が二の次にされており、国民にも認識されていない証拠だと思います。ビデオレンタル店に行けばスパイ映画はいくらでもあるし、本屋に行けばスパイを主人公にした推理小説は掃いて捨てるほどある。で、たいていその中に出てくるスパイは、颯爽としたスーツを着込んだ美男であることがほとんどで、身...[続きを読む]

バチカンで逢いましょう

バチカンで逢いましょう

初めは確固とした目的を持って実行に移したものの、その過程において思いがけなく遭遇した事柄によって、まったく別の方向へと舵を切りだしてしまうということは、日常生活でも往々にして起こり得ること。たとえば、手袋だけを買うつもりでデパートに行ったらスーツ一式買い込んでしまったり、様子見程度で企業訪問してみたら社風がすっかり気に入り十数年お世話になることになったり。こういったことは、驚くべきことではなく逆に...[続きを読む]

ボーン・アイデンティティー

ボーン・アイデンティティー

僕はふとしたことで物忘れをすることが多く、いまさっきまでやろうとしていたことが「あれ、何だったっけ?」となることがよくあります。ネットであれ調べてみよう、本屋にプログラミング関連の本を探しに行こう、スーパーに靴下を買いに行こう、銀行のATMでお金を下ろしに行こう、なんてことをしょっちゅう忘れます。ひどい時には、ちょっと先の計画はもちろんのこと、考えついた数秒後に忘れるなんてことも珍しくありません。...[続きを読む]

ポンヌフの恋人

ポンヌフの恋人

「誰かを好きになると、いままで灰色だった世界がバラ色に見える」。恋の始まりを表現としてよく使われるフレーズですね。これは別に大げさな表現でも当てずっぽうな言い回しでもないことは、一度でも恋を経験したことがある人ならわかることだと思います。あの人が話しかけてきてくれた、あの人が笑顔を返してくれた、あの人がじっと見つめていてくれた。気になっている人が自分に少しでも好意的なリアクションをしてくれただけで...[続きを読む]

パーフェクト・センス

パーフェクト・センス

これまで風邪ひとつひいたことのない健康な人が、ある日、何の前触れもなく目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったりするとどうなるでしょう。考えるまでもなく、パニックになるはずです。突然誰かが後ろから手を回して目隠しされたら、飛び上がって「ひゃ!」と声を上げてしまうシチュエーションを想像してください。そこまでのリアクションでなくとも、少なくとも胸がドキッとしてしますよね。僕は、プールで潜水しているとき...[続きを読む]

パリ・エキスプレス

パリ・エキスプレス

ピザの宅配やバイク便の仕事はしたことありませんが、一度はやってみたかったと思っています。なぜ興味引かれたかというと、理由は個人的な思い込によるものでかつ漠然としているのですが、仕事中でも自分だけの時間をより多く持てると感じたからです。営業所で荷物を預かって届け先まで、ひとりでバイクを運転していくことになるので、誰とも話さなくていいし、決められた時間内に配達すれば文句も言われない。もちろん、難癖つけ...[続きを読む]

ファイト・クラブ

ファイト・クラブ

自分自身に対して腹を立てて、自らの頬を自らの拳で殴ることがよくあります。できると思ったことができなかったり、思った通りに事が進まなかったり、たいていは幼稚な理由からなのですが、とにかくカッとなったら、身の回りにある物ではなく、攻撃の対象を自分自身に向けてしまうのです。どの程度まで殴るかというと、さすがに脳震盪を起こしたり顔にアザができるまではやりませんが、痛みがじーんと脳髄まで到達して軽く足元がふ...[続きを読む]

胡同のひまわり

胡同のひまわり

絵を描くことは得意でもないし好きでもありません。むしろかなり苦手意識を持っていて、何かで図示的な説明を求められたとき、ちょっとイラスト書いてみてと言われると、無意識のうちに顔をしかめてしまいます。こんな僕でも、小学生の頃は水彩画マイスターでした。マイスターというのはさすがに言いすぎましたが、中高学年の頃は市や県のコンクールで佳作・入選・特選を取りまくっていたという燦然たる過去があるのです。当時は自...[続きを読む]

はやぶさ 遥かなる帰還

はやぶさ

「仕事が楽しくない」と思うことがしょっちゅうあります。いや、しょっちゅうどころか、四六時中そう思っているかもしれません。もちろん、にやけ笑いが出てしまうほど「楽しい」と思う時もありますが、たいていは「楽しくない」と思っており、ムスッと仏頂面をしながら仕事をしていることをつねに意識できてしまっている始末です。理由はわかっています。「任された仕事に真剣になれない」「自分のスキル不足で作業がはかどらない...[続きを読む]