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プロジェクトA

プロジェクトA

香港の空港に着いてダブルデッカーバスで市内に向かう途中、窓外に見える街ゆく人たちを眺めながら「この人たち、カンフーの達人なんだろうか」と思ってしまうのは、おそらくこの映画の影響だと思います。70年代、80年代のアクション映画スターと言ったらアーノルド・シュワルツェネッガーかシルベスタ・スタローンが最右翼ですが、プロジェクトAだけでなくスパルタンXやポリス・ストーリー、酔拳などの代表作を持つジャッキ...[続きを読む]

ブラス!

ブラス!

エネルギー革命に伴い、炭鉱が次々と閉山していくという事態はなにもイギリスだけに限らず世界的な現象であり、言うまでもなく日本も同じです。殊に日本で取れる石炭は質が悪く、また地中深くまで掘り進めないと採掘できないのでコストが高くつくという事情があり、戦争では戦艦用の石炭を安くて高品質な外国産に求めていたほど。なお、石炭を掘る手段として2種類あり、石炭のあるところまで延々と穴を掘っていく坑道堀りと、地表...[続きを読む]

プロデューサーズ

プロデューサーズ

この映画の可笑しいところは、出資金を募るだけ募っておいて、舞台を大コケさせて1日で打ち切りとし、あとは経理上の操作で差額をせしめようと企むことにあります。ヘボプロデューサーのマックスは、その案を思いついた会計士のレオを新たなプロデューサーとして起用し、1日で打ち切りとなるほどの最低最悪の舞台を作るための人材を求めて奔走。ナチスに心酔しているドイツ人男性が書いたヒトラー賛美の脚本、ゲイで一癖も二癖も...[続きを読む]

ハート・ロッカー

ハート・ロッカー

僕は風船が怖くてたまりません。空高く浮かんでいるのはいいんです。細長い尻尾を付けた楕円形が優雅に風に揺られながら、ゆらゆらと宇宙に吸い込まれるように天を目指して上昇していっている姿を見る分には問題ないんです。むしろ、そういう時の風船は好きです。のらりくらりと風まかせに舞っているのがとても楽しげで、それでいて羨ましくもあって、気がついたら消えて見えなくなるまで見つめていたりします。そう、空高く浮かん...[続きを読む]

僕の大事なコレクション

僕の大事なコレクション

人が物を集めたがる心理のパターンとして、3つあげられるそうです。ひとつ目が「コミュニケーションツールとして」。物そのものよりもコミュニケーションに重き、比較的手にいれやすいものならどんどん人と交換してコミュニケーションをとろうとするが、完璧にそろえることにはあまりこだわりがない。ふたつ目が「子供の頃にかなえられなかった夢を実現する」こと。子供の頃欲しくても買ってもらえなかった反動で大人になってから...[続きを読む]

ヘルプ ~心がつなぐストーリー~

ヘルプ

1960年代までのアメリカ南部のジョージア州やアラバマ州、ミシシッピ州をはじめとする諸州では、白人による黒人の人種分離が合法的に進められていました。これは一般的に「ジム・クロウ法」と呼ばれ、アパルトヘイト政策下の南アフリカ同様、交通機関や水飲み場、トイレ、学校や図書館などの公共機関、さらにホテルやレストラン、バーやスケート場などにおいても、白人が有色人種すべてを分離することを合法とするものでした。...[続きを読む]

ハングオーバー!

ハングオーバー!

僕は酒がほとんど飲めません。飲めてもジョッキでビール1杯が限界で、それ以上飲むと、顔が真っ赤に充血し呼吸が困難になって、頭が重くなって立ち上がることもできなくなってしまいます。というわけで、僕は飲み会では最初の乾杯で付き合う生ビール1杯だけで勘弁してもらい、あとはコーラとカルピスとかのソフトドリンクオンリーとさせて頂いているのです。社会人になってからは、訪問営業系などの体育会系企業に務めたことはな...[続きを読む]

プチ・ニコラ

プチ・ニコラ

別に自慢でもなんでもありませんが、僕は小学生の頃、学年でも1、2を争う強烈な妄想家でした(いまもほとんど変わりありませんが)。アニメやRPG、ファンタジー小説が好きだった影響であることはわかっているのですが、いわゆるファミコンバカだとかオタクと呼ばれる熱狂的ゲーマー、アニメファンだったわけではなく、現実の世界をファンタジックに置き換えて見ていた類です。いつか学校全体が異世界にワープして、生徒全員が...[続きを読む]

ブラックホーク・ダウン

ブラックホークダウン

1993年10月3日、混迷するソマリア情勢に解決策を見出だせずにいた国連をよそに、アメリカ軍はソマリア民兵のアイディード将軍の副官2人を捕らえる独自作戦を挙行。30分という短時間で片がつくという公算を立てていましたが、作戦中に中型多目的軍用ヘリコプター・ブラックホークが撃墜されたことで様相が一変。以後、モガディシュ市内に取り残されたアメリカ兵を救出する作戦が行われることになります。レンジャー部隊な...[続きを読む]

パリ20区、僕たちのクラス

パリ20区、僕たちのクラス

フランス語にはやはり憧れます。なぜそう思うかという確固とした理由はありません。しいて言えば、フランス語を話せる、あるいは理解があるというだけで教養人とか文化人を連想してしまうからでしょうか。外国語として習得しなければならないのはもちろん英語ですが、「英語話せます」と言うとちゃんと勉強してきた人とか仕事できる人という印象を持ちますが、「フランス語できます」だと芸術家とかロマンチストが真っ先にイメージ...[続きを読む]