カテゴリー別アーカイブ: か行

カミーユ、恋はふたたび

カミーユ、恋はふたたび

過去に戻ってやり直すことが一度だけできるとしたら、多くの人が「恋愛」関係のシチュエーションを選択することと思います。その理由は単純で、恋愛の失敗がその人に与える影響がとてつもない悔恨を伴うものであるとともに、そのあまりの失落感からまたやり直そうと思う気力すら奪われてしまうものであるからで、タイムスリップという人知の及ばない方法しかないと考えるからです。失恋したら気持ちを入れ替えて前を向こうなんて模...[続きを読む]

靴職人と魔法のミシン

靴職人と魔法のミシン

僕はこれまでずっと職場が服装自由だということもあり、普段でも仕事に行くのも服装はカジュアルです(適当という意味のカジュアル)。したがって、靴はそれに合わせる形で、カジュアルな定番系のスニーカー。履くたびに靴紐を結くのが好きでないので、靴べらをかませるだけで履けるものに限ります。スニーカーといってもいろいろありますが、コンバースやオールスターのは持っておらずニューバランスオンリーです。メーカーが好き...[続きを読む]

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

アメコミと言ったら、僕は「スーパーマン」と「スパイダーマン」しか知らないですし、そう言えば子供の頃「トランスフォーマー」のアニメがテレビでやってたなくらいの知識しかありません。で、それを観て感化されたという記憶もなく、ただ単にアメリカ人なら誰でも知ってる子供向けヒーローなんだという冷めた認識で留まっています。別に、アメコミに対して不快な感情を抱いて忌避したというわけではないのですが、日本の子供向け...[続きを読む]

グランド・イリュージョン

グランド・イリュージョン

僕はテレビでしかイリュージョンを見たことないため、リアルに目の前で展開されて得られる感動というものはついぞ味わったことはありません。テレビで見ても面白いと言えば面白いのですが、どうしても編集されているという読みが働いていしまって感興は巻き起こらず、なんとなく「ふーん」と鼻を鳴らしながら見終えるというのがいつものパターンです。見せ場のシーンでは思わず唸ることもありますが、どうせ「なーんだ」と笑ってし...[続きを読む]

コンスタンティン

コンスタンティン

「悪魔」って聞くと、どうしてもRPGの世界を思い浮かべてしまいます。特に、中ボスやラスボスといったストーリーの要所で登場する敵は、まさにこれぞ悪魔といった姿形をしていて、画面を通して強い恐怖や憎悪が伝わってきます。その姿形は、たいてい牛とかヤギとか竜の格好をしていて、頭に鋭い角が生え、目は真っ赤に燃え、手には三叉戟(先端が3つに分かれた槍)を持ち、背中にはコウモリみたいな翼、手足にはなんでも切り裂...[続きを読む]

きつねと私の12か月

きつねと私の12か月

小学校低学年の頃だったと記憶していますが、家でウサギを飼っていました。ウサギを飼っていたのは時期を分けて2回あります。初めての時は幼稚園で飼育していたパンダウサギの子供をもらってきた時、2回目は近所のおじさんが山で捕まえてきた野ウサギをもらった時です。どちらも、父が作ったウサギ小屋に放り込み野菜などを与えながら、家の中に置くことはできなかったので駐車場の脇で飼育していました。パンダウサギはそれほど...[続きを読む]

コラテラル

コラテラル

地方から東京に出てきて、これだけたくさんの人がいるのだから、きっとすぐに仲の良い友だちができる。田舎では町内会やら地元の行事やらのしがらみがあって、一度でもボイコットすれば即座に村八分にされたけど、東京に出てくればそんな面倒なんてなく、無理に深入りしてこない心地良い人間関係を持てる。こんな思いを抱いて上京してくる人は結構いるんじゃないかと思います。つまり、閉鎖的で因習的な地方から、開放的で寛容な東...[続きを読む]

カリフォルニア・ダウン

カリフォルニアダウン

3.11の東日本大震災、大混乱に至った被災地の中で、住民たちが暴動や略奪ひとつ起こさず救助を待ったり、整然と列に並んで食事の配給を受けたりする姿が世界中で賞賛されたという話をメディアを通して報じられました。たしかに、その通りだったでしょう。強い忍耐のもと秩序を乱すことを嫌う日本人は、緊急時においても、他人を押しのけて我先にと退路を確保したり物を奪ったりすることをしないということは、同じく日本人であ...[続きを読む]

怪盗グルーの月泥棒

怪盗グルーの月泥棒

僕が子供の頃、たしか日曜の朝とか金曜の夕方から、戦隊が活躍する特撮や巨大ロボットアニメが放送されていて、毎週テレビの前に釘付けだったという記憶があります。そういった番組のストーリーは当然のことながら子供向けなので、ストーリーは、正義のヒーローが地球征服を企む悪の勢力を懲らしめるという単純明快なもの。いわゆる勧善懲悪ものの王道というやつで、水戸黄門や大岡越前のような時代劇にも共通する概念ですが、時代...[続きを読む]

キャスト・アウェイ

キャスト・アウェイ

「時が解決する」という言葉があります。何か辛いことがあったり取り返しの付かないことをされた人を慰めるために用いられることがほとんどで、傷心した本人が自分自身に言い聞かせる際の用途はあまりないんじゃないかと思います。というか、言われたくない言葉です。絶望に身を焦がされ、まるですべてを失ったかのように目の前が真っ暗になっているのに、「大丈夫。時が解決するから」なんて遠い目をして言われると、正直カチンと...[続きを読む]