カテゴリー別アーカイブ: か行

K-19

k19

動力に原子炉を使用する原子力潜水艦(以下、原潜)。通常動力型潜水艦がディーゼル機関を作動させてスクリューを回すのに対し、原潜は原子力すなわち核分裂により生成される熱エネルギーで水を沸かしてタービンを回すことでスクリューを回転させ航行します。原子炉の形式ですが、現在までのところ加圧水型原子炉(PWR)のみであり、別の代表的な原子炉形式である沸騰水型原子炉(BWR)が採用されたことはないとのこと。潜水...[続きを読む]

キンキー・ブーツ

キンキーブーツ

履いている靴を見ればその人がどういう人かわかるそうです。その的中率たるや90%以上とのことで、そうなるとおちおち外出していられなくなりそうで怖いですね。「足元を見る」という言葉は、相手の弱点を見つけて付け込むという意味ですが、それほど足元、つまり履いている靴はその人をズバリ言い表しているというわけです。いつもピカピカな靴を履いている人は、完璧主義者で仕事もできるけど、小さなミスでも大きく落ち込んで...[続きを読む]

クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー

クローサー・トゥ・ザ・エッジ マン島TTライダー

僕が初めてバイク(というか原付)を買ったのは、大学1年の夏。学校が急勾配の山上にあり、自転車での昇り降りが億劫になっていたため、一念発起してなけなしのお金を握りしめバイク屋へ。新品の原付には手が届かないことに愕然とする中、ちょうど体のいい中古が売りだされているのを発見。YAMAHAの何ていう車種か忘れましたが、多少の使用感はあれど全体的にきれい、しかも5万円で予算的にも想定内だったので購入に踏み切...[続きを読む]

コン・ティキ

コン・ティキ

太平洋の北端のハワイ諸島、西南端のニュージーランド、東端のイースター島の3点を結ぶ、三角形の海域にある島々を指す、ポリネシア。そこに住むポリネシア人のルーツについては、本作の主人公であるトール・ヘイエルダールが唱えた南米からの植民説がありますが、1975年にハワイで建造された双胴の航海カヌー、ホクレアによる数々の実験航海や、言語学的・人類学的な各種の検証により、現在では東南アジア説が定説となってい...[続きを読む]

クロワッサンで朝食を

クロワッサンで朝食を

この映画は、エストニア人女性がパリに来て家政婦をするというストーリーなのですが、内容はともかく、エストニアという名前くらいしか聞いたことのない国のことに強く興味を引かれました。エストニアは、フィンランド湾に面するバルト三国の中で最も北の国であり、南はラトビア、東はロシアと国境を接っしています。面積は九州本島の1.23倍で、人口は134万人、1人あたりのGDPも26000ドルといいますから、小規模な...[続きを読む]

CUBE キューブ

cube

すごく安直な連想ですけど、この映画を観てルービックキューブを思い出さない人はいないのではないかと思います。一面が3×3の正方形で構成された立方体のパズルは、1980年の日本での発売以来、爆発的な人気を獲得。正規品だけでも発売から8か月の間に400万個以上という売り上げを記録したそうです。この現象は日本だけでなく、もちろん世界的にもブームとなり、世界キューブ協会(WCA)という組織が作られ、2年に一...[続きを読む]

クロッシング

クロッシング

「脱北者」とは、定義のうえでは北朝鮮の政治体制や生活環境を苦にして同国を脱出する人のことで、その動機は政治的な理由での亡命から生活苦による国外への逃亡へと変質しているとのことです。亡命ルートはというと、38度線(韓国との軍事境界線)は衛兵や高圧電線、地雷原に阻まれているため主流ではなく、中国との国境を流れる豆満江を渡り延辺朝鮮族自治州の朝鮮族に匿われるケースが多いとされています。首尾よく中国に“入...[続きを読む]

グランド・ブダペスト・ホテル

グランド・ブダペスト・ホテル

海外旅行などで現地滞在中のホテル探しをするとき、決め手となるのが「星の数」だと思います。いわゆる「3つ星」とか「5つ星」とかの格付けのことですが、これは特に国際的な統一規格があるわけではなく、国や民間の格付け機関が独自に定めた基準に従って格付けをしているとのことです。なので、格付けには、その国ならではの文化や価値観などが色濃く反映されているため、たとえそのホテルがA国では5つ星に値するクオリティを...[続きを読む]

ギター弾きの恋

ギター弾きの恋

中高生のうら若き青年がギターを始める理由ってなんでしょうか。音楽を通して若者特有の複雑な自己を表現したいから、溢れ出る無秩序で爆発的な感情を五線譜にぶつけたいから、バイクではなくステージで爆音を轟かせて自己顕示欲を示したいから、などいろいろ考えられると思います。有り体に言ってしまえば、動機の根底にはあるのは「若者特有のやるせない感情の発露」であり、言葉に乗せてしまうと企業面接向けの受け答え的なのは...[続きを読む]

ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~

ゲーテの恋

「ひと思いに出かけてしまって、ほんとによかったと思っている。人間の心なんて、へんなものだね、君。ぼくがこれほどにも愛していて離れがたく思っていた君とわかれて、しかも朗らかにしていられるんだから。むろん君にはゆるしてもらえるだろうね」。この出だしからスタートする『若きウェルテルの悩み』は、1774年の初版以来、恋破れた青年の誰もが手に取り、そして誰もが共感した悲恋小説の古典として全世界で知られていま...[続きを読む]