カテゴリー別アーカイブ: な行

ネイビーシールズ

軍事組織において、一般的な軍事作戦とは性質を異にする困難な作戦の遂行のために特別に編成された「特殊部隊」。比較的小人数による部隊行動で後方攪乱、破壊工作(暗殺を含む)、戦略的攻撃、対テロ作戦、情報収集、心理戦、人質救出などを主な任務としています。人員確保については、その国の軍隊や治安機関に籍を置く志願者から選抜される形式になっていますが、その専門性と性質上、個人の能力とチームワークの両方が求められ...[続きを読む]

ニキータ

意外だったのが、狙撃手とは男性より女性のほうが向いているものだということ。精密な射撃能力のほか、必要以上に力を籠めないため命中精度が高いことや、ターゲットの到来をじっと待っていることなど、さまざまな点で男性より適正があるとのことです。さすがにスタミナでは男性にかないませんが、自分が狙われているという勘の鋭さで、窮地を幾度となくくぐり抜け伝説的存在となった女性狙撃手もいるようです。中でも傑出していた...[続きを読む]

ナチスが最も恐れた男

この映画の主人公マックス・マヌスという人物のことを知っている人が、この日本でどれほどいるでしょうか。第二次世界大戦時、ナチス・ドイツによって占領されたノルウェーでレジスタンス活動を行った伝説的英雄とのことなのですが、僕は彼のことはまったく知りませんでした。ただ、これは別に恥じ入ることではなく、日本では専門家を除いて知っている人は皆無と言っていいと思います。歴史の教科書に出てきた記憶はないし、エジソ...[続きを読む]

NARC ナーク

タイトルの「narc」とは、麻薬取締官、密告者、タレコミ屋という意味の俗語だそうです。麻薬取締官という正式な国家公務員と、裏社会で暗躍する無法者というイメージのあるタレコミ屋が同義になっているところが奥深いところだと思います。麻薬取締官の仕事は、文字通り麻薬の取締が主で、薬物犯罪の捜査や不正ルートの解明、正規麻薬の不正使用の監視などが含まれます。これは日本もアメリカも機関の違いこそあれ同じでしょう...[続きを読む]

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

連続ものの小説を読むことはよくありますが、上下巻や3、4分冊ならまだしも、さすがにこれほどの分量の大長編は無理だと腰が引けて断念することもよくあります。いちばん初めにそういう心境になったのは、『銀河英雄伝説』でした。高校の頃、友人から面白いからと絶賛されて貸してもらおうとしたのですが、なんと全10巻、しかも外伝も5冊ほどあると聞き、丁重に断りました。当時から読書好きだったとはいえ、あまりにも長い期...[続きを読む]

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

僕が生まれた町は海沿いにあります。遠洋漁業用の大型漁船が拠点にする本格的な港町ではありませんでしたが、岸壁で釣りをする人や春先には潮干狩りに来る人たちで賑わいます。僕の家は山を切り開いた住宅地にあったため、海まで行くのに車で40分ほどかかりましたが、食卓には海藻や貝、親戚が釣ってきた魚などがよく並んだため、海はつねに身近に感じていました。その反面、地形的に海が都心へ出るための障壁となっていたため、...[続きを読む]

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