カテゴリー別アーカイブ: さ行

シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~

chef

レストランを星の数で格付けする媒体と言えば、知らぬ人はいないであろう「ミシュランガイド」。このミシュランガイドに紹介されれば、レストランの知名度が向上するだけでなく、食の権威として認定されることになるます。そのため、どのレストランも星獲得を目指して腕を振るったり、星を落とさないよう躍起になったりするわけです。中には、俗化したり商業路線に乗ったりすることを嫌い、取材や掲載を拒否するお店もありますが、...[続きを読む]

素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー

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二足歩行型ロボットといえば、僕らの世代だと完全にアニメの中の話でした。奇抜な造形の近未来型建築物が立ち並ぶ中、スターウォーズのC-3POみたいな人型ロボットが、あれこれ主人の世話をするという描写がよく見られました。小さい頃の僕は、大人になったらああいうロボットの1台や2台はかしずかせているものと思っていましたが、さすがに現実は追いついてきません。でも、日本のロボット技術は着実に進歩を遂げています。...[続きを読む]

世界にひとつのプレイブック

silverliningsplaybook

妻の浮気現場を目撃したことで精神を病んでしまったパット。夫を交通事故で亡くしたティファニー。この映画は、心に傷を負った者同士が出会い、ぶつかり合いながらも互いに距離を縮めていく話です。と言ってしまえば、映画らしいロマンティックな展開を期待してしまうのですが、実際にそううまくいくものでしょうか。うまくいくというのは、もちろん、傷心のふたりが互いを慰め合い、寄り添い合って、いい意味での共依存関係を築い...[続きを読む]

ジュラシック・パーク

jurassicpark

中生代(約2億5217万年前から約6600万年前)の三畳紀、ジュラ紀、白亜紀にかけて大繁栄した大型の爬虫類、恐竜。三畳紀では、恐竜や翼竜、ワニやカメなどが現れましたが、その終わりごろに、活発化した火山活動により地上には大量の溶岩が噴出し、気温の上昇、海水の酸性化などで生態系は大きなダメージを受け、地球上の76%の生物が絶滅。しかし、この大量絶滅を生き延びた一部の恐竜は空白になった生物的地位を埋める...[続きを読む]

SHAME -シェイム-

shame

アルコール、ニコチン、ギャンブル、薬物などに対し、身を持ち崩すまで惑溺してしまう現象のことを「依存症」と呼びます。最初はストレス解消といった軽い動機で始めたことが、いつしかそれがないと落ち着かなくなり、やめると苛立ちや不安、絶望感が訪れたり、辛い禁断症状が現れる場合もあります。このように、対象に支配され、自分の意志で欲求をコントロールできなくなるのが依存症です。依存症は、物質に対する依存症(アルコ...[続きを読む]

スパイダーマン

スパイダーマン

ヒーローとはなんだろうと考えてみました。真っ先に思いついたのが、弱きを助け強きを挫く、いわゆる勧善懲悪を地で行く存在。圧倒的な腕力で相手をねじ伏せるタイプや、やんごとなき権威で相手をひざまずかせるタイプなどいろいろあるでしょうが、とにかく、弱い立場にある人たちを守る立場にある、あるいはそういう行動をつねに心がけている人だとして間違いではいないでしょう。ストレートに言ってしまえば、ヒーローとは悪を根...[続きを読む]

最後のマイ・ウェイ

最後のマイ・ウェイ

いつか僕が自分の人生を振り返るコメントを求められたとしたら、なんと答えるでしょう。たぶんですが、「まぁ、こんなもんだったんじゃないでしょうか」とか「あまり人生の良し悪しなんて意識することがなかったのでコメントしようがないですね」みたいな曖昧な返答に終始するのではと思います。でも、これは人生で成功を収め、良いフィニッシュを迎えようとしている場合に限ります。いまのままでコメントを求められたとしたら(そ...[続きを読む]

ザ・コール 緊急通報指令室

ザ・コール 緊急通報指令室

幸いなことに、僕はこれまで110番をしたことがありません。「幸い」というのは、言うまでもなく、警察を呼ばなければならないほどの緊急事態や犯罪に巻き込まれたことがないということ。単純に平穏無事な一生を送っているという解釈も成り立ちますが、ひとつ間違えるとアウトローに転落するリスキーな挑戦を避けてきたり、周りの目を気にしてできるだけ粛々と身を縮こませながら生きてきたという、消極的で迎合的な人物像も浮か...[続きを読む]

SMOKE

smoke

大学生の頃、日記を付けていました。日記と言っても、毎日欠かさずその日あったことを記述していくスタイルではなく、特別思うことがあったり、書き留めておきたいことがあった時に綴るという程度だったので、本来の意味での日記ではなかったのかもしれません。でも、当時(いまでも)かなり内向的で疑心暗鬼に苛まれ続けていた僕にとって、書き殴ってはどんどん増えていくノートの数が慰めのように思えていたことは事実。初めこそ...[続きを読む]

主人公は僕だった

主人公は僕だった

短編、長編に限らず、小説を書く際にしてはならないことがあります。それは、プロットを組み立てずに書き始めてしまうこと。プロットとは、簡単に言えば「物語の構成を示した設計図」のことで、人によっては詳細なあらすじと捉える場合もあります。もっと細かく定義すると、シーンごとに起きるイベントや登場人物同志のぶつかり合いの設定、起承転結または序破急(冒頭、ヤマ場、どんでん返し、結論)の明確化、文章に緩急をつける...[続きを読む]