カテゴリー別アーカイブ: さ行

スリーピー・ホロウ

スリーピー・ホロウ

そういえば、そろそろハロウィンですね。というか、「そろそろ」だなんて、日本の暦に定着したような言い方をしてしまいましたが、ハロウィンはバレンタインやクリスマスのように、日本の季節イベントのひとつとして組み込まれてしまった感があります。ただ、どうも僕には違和感が残ります。というのも、僕が小さい頃、バレンタインやクリスマスはすでにあったのですが、ハロウィンはここ数年で浸透してきたものなので、季節の風物...[続きを読む]

シティ・オブ・ゴッド

cityofgod

僕の親戚に、「ブラジルのおじさん」と呼ばれている人がいます。僕の立場からすると、祖父の弟なので大叔父に当たる人で、その名の通り、ブラジルに渡って永住しているからそう呼ばれているわけです。おじさんがいつ、どのような経緯でブラジルに渡ったのかは知りません。僕が彼の存在を知ったのも小学校中学年か高学年頃のことだったし、会ったのも日本に戻ってきた時に一度か二度くらいなので、仕事で赴任したのか移民として渡っ...[続きを読む]

センター・オブ・ジ・アース

センター・オブ・ジ・アース

「新しいことをしたい」「やってみたいことがある」「自分を変えたい」。これらは誰しもが思っていることであり、僕自身もその例にもれず常日頃考えていることであります。このように、一見ポジティブで前向きに人生を考えているように思えはしますが、実際胸の内は共通しているもの。それは「時間がないから」とか「仕事で忙しいから」とか「まだ時期じゃないから」とか、さまざまに理由をつけて「でも、ちょっと……」と留保をし...[続きを読む]

セブン・イヤーズ・イン・チベット

セブン・イヤーズ・イン・チベット

ヒマラヤ山脈の北側に広がる、平均海抜4,500mのチベット高原。「世界の屋根」と呼ばれるその高原地帯では、牧畜や農耕をなりわいとし、主に仏教を信仰するチベット人が600万人ほど暮らしています。そこには「チベット」という独立国家が存在していました。しかし、現在、国家としてのチベットは存在しません。1950年秋、成立間もない中華人民共和国は、チベット東部チャムド地区への攻撃を皮切りに、本格的な侵攻を開...[続きを読む]

シャイン

シャイン

かつて追い求めて結局手にすることができなかった夢を自分の子供に託そうとすることは、子を持つ親にとって当然の心理なのだそうです。特に、子供の中に自分の姿を見てしまう場合、それが顕著になるとのこと。たしかに考えてみれば、自分が夢を追い求めている過程であの時こうしておけばよかったという後悔や反省は必ず持っているはずなので、いくらでも取り返しの利く子供に当時の自分自身を重ね合わせ、その子が本気かどうかにか...[続きを読む]

16ブロック

16ブロック

一度付いてしまったイメージが完全に固定してしまい、どんなに他の人格を演じたとしても払拭することができない俳優は、パッと思いついただけでも結構いるものです。僕が真っ先に思い浮かぶのは、故渥美清さん。もう芸名が「車寅次郎」だったとしてもまったく違和感のないほど、「渥美清=フーテンの寅さん」というイメージは絶対的。渥美さんが「男はつらいよ」以外に出演している作品をいくつか観ましたが、どこをどう見ても問答...[続きを読む]

サラの鍵

サラの鍵

ヴェロドローム・ディヴェール大量検挙事件(ヴェル・ディヴ事件)とは、ナチス・ドイツの占領下にあったフランスで1942年7月16日~17日に行われた最大のユダヤ人大量検挙事件のこと。フランス国籍ではない外国籍のユダヤ人が一斉に検挙され、その数は1万5000人近くにまで及び、検挙されたユダヤ人はヴェロドローム・ディヴェールという競技場に集められ、ここからアウシュヴィッツをはじめとする東欧各地の絶滅収容...[続きを読む]

サンザシの樹の下で

サンザシの樹の下で

自宅にテレビがない僕でさえ、NHKで朝に放送されている「連続テレビ小説」が爆発的な人気を博しているという話題によく接します。最近で言うと2013年の「あまちゃん」でしょうか。宮藤官九郎脚本による軽妙なストーリー展開、主人公の能年玲奈をはじめとする個性的な俳優たち、耳馴染みのよいテーマ曲や挿入歌などが相乗して視聴率は平均で20%を超え、従来のターゲットであった主婦だけでなく若年層にも訴求したことが功...[続きを読む]

砂漠でサーモン・フィッシング

砂漠でサーモン・フィッシング

もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを「外来種」と呼びます。この外来種の定義ですが、日本国内のある地域からもともといなかった地域に持ち込まれた場合には適用せず海外から入ってきた生物に絞り、また渡り鳥、海流に乗って移動してくる魚や植物の種などは自然の力で移動するものなので外来種として見なさないとのことです。シロツメクサ、アメリカザリガニ、ブラックバスな...[続きを読む]

最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方

余命いくばくもないことを宣告されたとして、人生においてやり残したことをどこまで片付けられるか、いや、そもそも冥土の土産に何かパーッとやってやろうと思い立つことすらできるのかどうか、僕は疑問です。でも、たとえば、痛みや機能障害は何も感じないにもかかわらず3ヶ月後には眠るように息を引き取るという場合であれば、ちょっと考えるかもしれません。もちろん、医師から納得のいく病状の説明があり、僕自身それを受け入...[続きを読む]