カテゴリー別アーカイブ: さ行

シカゴ

シカゴ

シカゴという街は一度も訪れたことがないため、そのイメージとして、どうしても「マフィア」「ギャング」といった映画の舞台そのものを連想してしまいます。その主因が「アンタッチャブル」。密造酒をめぐってアル・カポネ一味とFBIが闘いを繰り広げる作品で、ラストで描かれるユニオン・ステーションでの乳母車の一幕は映画ファンならずともご存知なはず。こんなイメージしかないので、僕にとってシカゴとは今でも昼夜問わず銃...[続きを読む]

ショーシャンクの空に

ショーシャンクの空に

それまでごく普通の生活をしていたのに、ある日ふと魔が差して何かの罪を犯してしまい、刑務所で長期間服役することになったとします。所内では、犯した罪に対する悔恨の情と被害者への謝罪の気持ちを胸にしつつ、刑務官の指示をよく守り、また他の受刑者とトラブルを犯すことなく、日々の作業に取り組みます。その後、そうした真面目な態度が認められ改悛の意思があると判断されたため、仮釈放がかなったとしましょう。その際、こ...[続きを読む]

サラエボの花

サラエボの花

その複雑な民族構成からモザイク国家と言われたユーゴスラビア。1990年近くになってソ連が民主化へと舵を切りだすと、東側諸国を中心に共産主義が否定されはじめ、ユーゴスラビアにおいてもセルビアやクロアチア系などが民族自決を唱えだします。そんな中、セルビア共和国のミロシェビッチ大統領がアルバニア系住民の多いコソボを併合しようとすると、コソボは反発して独立を宣言。これをきっかけにユーゴスラビアは内戦状態に...[続きを読む]

ジュリエットからの手紙

ジュリエットからの手紙

この映画の舞台となったイタリア・ヴェローナは、半日もあれば歩いて回れるほど小さな町なのですが、とある目的が理由で観光客が途絶えることがないとのことです。その目的こそ「ジュリエットの家」。イギリスの劇作家シェークスピアが書いた悲劇「ロミオとジュリエット」のモデルとなったことで、実話でないにもかかわらず、悲劇のヒロインはいまも全世界から慕われているのです。そのジュリエットの家を来訪する理由が、自身の恋...[続きを読む]

スリーデイズ

スリーデイズ

まったく身に覚えがないのにも関わらず事件の容疑者として拘束され、ろくな裏付けも取らず乏しい情況証拠だけで犯人と断定されるケースが多々あります。これまで善良な生活を送っていた無実の市民がいきなり犯罪者される場合、テレビなどでは「誤認逮捕」あるいは「冤罪」として混同して報道されますが、そもそも両者は異なる用語です。誤認逮捕は、逮捕行為の対象を誤った場合に使われる用語で有罪か否かは未決の状態。冤罪は、無...[続きを読む]

ソルト

ソルト

海外に行くことがしばしばあります。アジア諸国ではほぼ間違いなく「日本人デスカ?」と言われるのですが、欧米を中心としたその他の国では「Chinese?」とか「Korean?」と見られることが多いです。典型的な日本人と言われる僕がそうなのですから、他の日本人ならなおさらなのではないでしょうか。あまりいい気持ちはしませんが、考えてみればこれは仕方のないことだと思います。僕自身も海外で日本人を中国人だと見...[続きを読む]

人生に乾杯!

人生に乾杯!

僕が中学生だった頃、家のすぐ隣に設置されていた農協の無人ATMが強盗の被害に遭ったことがあります。その日はテスト対策のため遅くまで勉強していて、家で起きているのは僕ひとり。それに、僕が生まれ育った地域はこれといった商業施設のない住宅街だったので、近所も真っ暗で誰もが寝静まっていた時間帯です。そんな中、夜中の1時頃だったか、外から耳慣れない外国語が聞こえてきました。なんだろうと思って参考書から目を離...[続きを読む]

スリー・キングス

スリー・キングス

ここ数年で、テレビや新聞といったマスメディアに対する信頼はガタガタとなってしまいました。原因は言うまでもなくインターネットの普及によるもので、日本を貶める報道をしている、日本または日本人の活躍を報道しない、自分たちが儲けるためだけに情報を歪曲している、といった怒りの主張が連日ネット空間を飛び回っています。抗議はネットの中だけにとどまらず、NHK受信料契約の解約、スポンサーへの電凸、繁華街でのデモ行...[続きを読む]

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク

日本でインターネットが普及し始めた90年代には、すでにネット上で日記を交換し合うサービスはありました。僕も名前は忘れましたが、マイクロソフトが提供していたサービスに登録していた記憶があり、いま考えてみれば、これが人生初のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)体験だったかもしれません。ですが、当時学生だった僕はブラウザを立ち上げて自身のページを更新することより、単純に友人同士でEメールを交換し...[続きを読む]

女帝 [エンペラー]

女帝 [エンペラー]

中学、高校の頃、中国の歴史を描いた小説をよく読んでいました。吉川英治の『三国志』をはじめ、陳舜臣の『小説十八史略』、横山光輝『項羽と劉邦』など。どれも読んだら止まらなくなるほど面白く魅力的で、特に三国志は劉備が諸葛亮を得てからの展開がダイナミックかつ感動的で、文字通り寝食を忘れて読みふけっていた記憶があります。こうした傾向は同世代でも共通で、クラスにひとりかふたりは「超」が付くほどの三国志マニアが...[続きを読む]