ワイルド・スピード EURO MISSION

(2013年 / アメリカ)

逃亡を続けるドミニクの前にFBI捜査官・ボブスが現れ、元エリート軍人・ショウが率いるハイテク犯罪集団壊滅への協力を要請する。

ゴーカート好きはスピード狂の卵か

ユーロミッション

学生時代に自動車の免許を取得して以来、ほとんど運転をしていないので、いまや完全にペーパードライバーです。マニュアルで免許取りましたが、もうすっかり感覚を忘れてしまっているので、オートマチックしか運転できないでしょう。鉄道・地下鉄が網の目のように走り、月極の駐車場料金がべらぼうに高い東京に移り住んでからは、車の運転からさらに遠ざかる傾向にあります。さすがに地元に戻ったり地方に引っ越す必要ができた場合は、交通の便を考えると車を保有せざるを得なくなるわけですが、その予定はまったくないので、せっかく取った運転免許証は完全に身分証明書としての役割しか持ち合わせないようになってしまいました。

こんな僕なので、自動車のトレンドについてはまったくの無頓着です。プリウスやフィットなどのハイブリッドカーが売れているということは知っていますが、そこまでです。カローラとかスカイラインなど昔からある車種の名前程度なら分かりますが、かなり踏み込んだ車種や年式などの話題をされるとたちまちチンプンカンに。かつて、仲間内で別の話をしていたのに、強引に車の話に持っていって僕を置き去りにする奴がいて(意図的ではなかったようですが)、そうなったら憤って席を立ったことが何度かありました。まぁ、どこにも自分の得意分野の話題で主役になりたがる寂しがり屋がいるもので、彼もその類だったのでしょう。そいつのせいで、なおいっそう車に関心が持てなくなったのは事実ですが。

でも、遊園地のゴーカートは大好きでした。スピードを出して側壁にぶつかっても怪我することはないし、他のカートと衝突しても横転することもなし。猛スピードでコーナーを曲がり、肩で風を切りながら他のカートを追い越していく。この感覚が非常に爽快で、遊園地だけでなく、何かのイベントでゴーカートを見つけたら、脇目も振らず乗り込んだものでした。

この映画について、車種や性能面を取り上げて解説することはできませんが、どういうわけか、登場人物たちは僕と似ているなと感じました。似ていると感じたのは、スピードへの執念。おそらくアクション映画好きの人のほとんどがスピード感を外せない要素として評価すると思いますが、ストーリーのスピード感ではなく、単に乗り物が猛スピードで疾走しているのを見るだけで満足できる人もいることでしょう。僕もそのうちのひとりです。何と言いますか、遅々として進まない自らの人生設計を一気にゴールへと導いてくれるような気にさせてもらえるからなのか、とにかく爽快です。まるで、それまで徒歩だったところ、ゴーカートに乗り移ったかのようです。

あ、僕みたいなのって、実際に公道で車を運転するようになったら、たちまちスピード狂になって危険なのかも。気をつけよ。


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