ヘアスプレー

(2007年 / アメリカ)

ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した痛快コメディ。60年代のアメリカを舞台に、スターを夢見る16歳の太めの女の子のシンデレラストーリーが展開!

朝の目覚めにピッタリ

ヘアスプレー

僕はジェルやワックスなどの整髪料は一切付けない派です。本当は、しっかり固めて立たせたりして髪型に変化をつけたいとは思うのですが、髪質自体がストレート過ぎる直毛で、たとえ整髪料を付けても最初の2、3時間くらいは持続してくれているのですが、いつの間にか効果が抜けて落ちてしまい、元の状態に戻ってしまうのです。もちろん、超強力な整髪料を大量に塗りたくれば一日じゅう持続するのでしょうが、僕がベタベタした感触が大嫌いなのと、低血圧で朝が超弱い僕にそんな時間的余裕はないため論外。爾来、整髪料を付けることはなくなりました。

では、どうやって髪型をキメているのかというと、パーマです。パーマと言っても、髪全体にかけるのではなく、前髪に軽く流れが付く程度にかけるポイントパーマというやつです。僕はかなり童顔なため髪全体にパーマをかけるとさらに幼く見えてしまうので、この部分的にやってもらえるパーマはかなり有用で、僕が通っている美容室ではカット込み5000円でやってもらえます。かなり弱めでやってもらっているのですが、最初の1、2週間くらいは周りと馴染めずちょっと不自然に見えてしまいます。でも、その期間を乗り越えればかなりいい感じになります。整髪料はもちろん、手櫛で流れを付けてやる必要もないので、もうずっとこのスタイルで通しています。

というわけで、いつも決まった髪型なので流行とは無縁。眉毛にかかる程度にカットしてもらった前髪を分け目で分け、ポイントパーマで付けたクセで流す。美容室はだいたい2ヶ月に一回のペースで、「いつもと同じにお願いします」と伝えるだけ。この時の初期投資であとは髪のセット料はかからないのでとても楽です。流行にかぶれてワックスを買って髪をいじってみようかと考えたことすらありません。

この映画の舞台は1960年代のアメリカ。黒人に対する強い差別が残っている時代ですが、とても明るく前向きに描かれています。時代背景的に、朝鮮戦争が停戦しベトナム戦争が本格化する前というタイミングということもあったからかどうかはわかりませんが、人々がオシャレに対しておカネを使うようにもなっています(映画だからだろという理屈は抜きにして)。

この頃の男性はケネディみたいにポマードで髪をなでつけるスタイルが一般的だったように見られましたが、女性はとてもゴージャス。第二次大戦を経て、女性がだんだんと自由と自信を身につけていった時代です。黒人もいまだ差別はあれど、彼らなりの文化を醸成させ、それが白人に受け入れられていった時代です。旧来的で根強い規制の中、それを突き破ろうと歌い踊るパワフルなムーブメント。そんな、沸騰寸前の笛吹きケトルみたいな躍動感を感じた映画でした。僕も何年ぶりかに整髪料を手にとって、髪型を変えてみようかと思ってしまいました。


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