タグ別アーカイブ: ジェラルド・バトラー

マシンガン・プリーチャー

「神のために」「神の思し召しにより」「神がそうお望みだから」。こういう枕詞を付ければ、宗教なんて一瞬で攻撃集団に変わります。特に、世界三大宗教と呼ばれる各宗教は、世界地図をたびたび塗り替えるほど侵略と支配を繰り返し、血で血を洗う歴史をつくりあげてきました。日本の歴史教科書は西洋(アメリカ)寄りなので、キリスト教が正義の宗教団体として描かれ、神聖なるキリスト教の地で略奪の限りを尽くす暴虐なイスラム教...[続きを読む]

エンド・オブ・ホワイトハウス

アメリカのワシントンDCに観光に行った時、やはりいちばんの目当てはホワイトハウスでした。ニューヨークから高速バスでワシントンDCのユニオン駅に到着し、スミソニアン系の博物館・美術館をいくつか回ってからリンカーン記念館まで足を運び、観光最後の締めにホワイトハウスへと向かいました。ワシントンDCの主な観光名所はほぼひとつのエリアに固まっているとはいえ、なにせひとつひとつの区画が広大なので、ホワイトハウ...[続きを読む]

300〈スリーハンドレッド〉

紀元前480年、スパルタを中心とするギリシア同盟軍とアケメネス朝ペルシアの遠征軍の間で行われた「テルモピュライの戦い」。テルモピュライ守備隊として配置されたギリシア同盟軍の戦力は、ペロポネソス勢が3,100人、ボイオティア勢が1,100人、中部ギリシア勢力が1,000人程度で、そのうちスパルタ軍は300人(ヘロドトス説)。ほか、テゲア、マンティネイア、アルカディアなどの地域からの参戦もありました。...[続きを読む]

オペラ座の怪人

小学校から高校までの間、文化祭と同時開催だったかどうだったか覚えていませんが、何かのタイミングで合唱コンクールが毎年ありました。たしか課題曲は設けられておらず、候補の曲の中からクラスで自由に一曲決めるやり方で、学年ごとに競うものでした。これが全国でも同じだったのかは知りませんが、僕は高校まで地元の公立に通っていたため、市内の学校はどこも合唱コンクールがあったと思います。ピアノも指揮もできない僕は当...[続きを読む]