大学3年になった頃から、とある大手運送会社にて夜勤のアルバイトを始めました。時間に余裕のある大学生だったから、あらゆる職種の中から選択が可能だったわけですが、荷物の仕分けという地味で埃だらけになる仕事、それも夜勤という華やかでもなんでもない業態を選んだのは、単に実入りがよかったからです。繁忙期を除けば仕事はそれほどきつくはなかったし、一度にアルバイトを大量募集するためシフトの組み方も自由だったので...[続きを読む]
忘れ去られた頃合いの映画を観ることが生きがい。すでに語り尽された旧作映画をいまさらながら評論するエッセイ集です。
大学3年になった頃から、とある大手運送会社にて夜勤のアルバイトを始めました。時間に余裕のある大学生だったから、あらゆる職種の中から選択が可能だったわけですが、荷物の仕分けという地味で埃だらけになる仕事、それも夜勤という華やかでもなんでもない業態を選んだのは、単に実入りがよかったからです。繁忙期を除けば仕事はそれほどきつくはなかったし、一度にアルバイトを大量募集するためシフトの組み方も自由だったので...[続きを読む]