自宅にテレビがない僕でさえ、NHKで朝に放送されている「連続テレビ小説」が爆発的な人気を博しているという話題によく接します。最近で言うと2013年の「あまちゃん」でしょうか。宮藤官九郎脚本による軽妙なストーリー展開、主人公の能年玲奈をはじめとする個性的な俳優たち、耳馴染みのよいテーマ曲や挿入歌などが相乗して視聴率は平均で20%を超え、従来のターゲットであった主婦だけでなく若年層にも訴求したことが功...[続きを読む]
忘れ去られた頃合いの映画を観ることが生きがい。すでに語り尽された旧作映画をいまさらながら評論するエッセイ集です。