小学校高学年の頃、衆人環視のもと、学校の砂場で因縁深き同級生との“決闘”をしたことを思い出しました。因縁と言っても別に深い怒りや憎しみから生まれたものではなく、それまで仲は悪くなかったのに何らかの行き違いで仲違いしただけだったように記憶しています。だから、決闘と言うには大げさすぎるけど、じゃれ合いと言うには可愛げがないといった程度。どちらかが再起不能にまで殴り合うなんて殺伐としたものではあるはずが...[続きを読む]
忘れ去られた頃合いの映画を観ることが生きがい。すでに語り尽された旧作映画をいまさらながら評論するエッセイ集です。
小学校高学年の頃、衆人環視のもと、学校の砂場で因縁深き同級生との“決闘”をしたことを思い出しました。因縁と言っても別に深い怒りや憎しみから生まれたものではなく、それまで仲は悪くなかったのに何らかの行き違いで仲違いしただけだったように記憶しています。だから、決闘と言うには大げさすぎるけど、じゃれ合いと言うには可愛げがないといった程度。どちらかが再起不能にまで殴り合うなんて殺伐としたものではあるはずが...[続きを読む]
1990年から1993年にかけて、フツ族の政府軍とツチ族のルワンダ愛国戦線との間で行われたルワンダ内戦。93年8月のアルーシャ協定により和平合意が成立しましたが、その後もルワンダ愛国戦線の侵攻による北部地域におけるフツの大量移住や、南部地域のツチに対する断続的な虐殺行為などを含む紛争は続きました。そんな中、94年4月、フツ族のハビャリマナ大統領を乗せた飛行機が何者かによって撃墜されたことが引き金と...[続きを読む]