タグ別アーカイブ: ヨアヒム・ローニング

コン・ティキ

太平洋の北端のハワイ諸島、西南端のニュージーランド、東端のイースター島の3点を結ぶ、三角形の海域にある島々を指す、ポリネシア。そこに住むポリネシア人のルーツについては、本作の主人公であるトール・ヘイエルダールが唱えた南米からの植民説がありますが、1975年にハワイで建造された双胴の航海カヌー、ホクレアによる数々の実験航海や、言語学的・人類学的な各種の検証により、現在では東南アジア説が定説となってい...[続きを読む]

ナチスが最も恐れた男

この映画の主人公マックス・マヌスという人物のことを知っている人が、この日本でどれほどいるでしょうか。第二次世界大戦時、ナチス・ドイツによって占領されたノルウェーでレジスタンス活動を行った伝説的英雄とのことなのですが、僕は彼のことはまったく知りませんでした。ただ、これは別に恥じ入ることではなく、日本では専門家を除いて知っている人は皆無と言っていいと思います。歴史の教科書に出てきた記憶はないし、エジソ...[続きを読む]