タグ別アーカイブ: ユアン・マクレガー

ムーラン・ルージュ

僕自身のことを音楽で表現するとしたらどういうものになるんだろうと、ふと思いました。で、思いついたと同時に首を傾げました。音楽にするにしても、僕自身のどの部分、どの時間をメロディーに乗せるのだろうかと。喜びや悲しみ、苛立ち、怒りなどの一時的な感情をいちいち拾い上げていたらきりがないですし、僕の外見、ファッション、言動に着目してみるにしても主観的なものになってしまうだろうし、これまで辿ってきた人生にし...[続きを読む]

人生はビギナーズ

「人生はやり直せる」「いつでもリセットして、一からまったく新しい人生を歩むことができる」。なんて、よく聞くセリフだと思います。人生のどこかで大きな挫折に打ちひしがれたり、自殺したいくらい絶望的な状況に追い込まれたりしている人に対して、励ましの意味でかけてあげる常套句と言っていいかもしれません。人によっては、気休めに聞こえたり、その場限りのお情けに思われたりしますし、かなり深みのある人生経験者じゃな...[続きを読む]

トレインスポッティング

何かに夢中になってハメを外すことが「青春」だとしたら、何だって許されてしまうことも「青春」と言わなければならないでしょう。一般に、青春時代とは中学から大学までくらいを指すことを考慮すると、ある程度までのやんちゃなら子供のしたことだからと、たいていは大目に見てもらえます(成人後は責任を問われますが)。だから、青春とは、若者自身の放埒なまでの身勝手さに加え、家族や一定の生活集団における寛容があってこそ...[続きを読む]

パーフェクト・センス

これまで風邪ひとつひいたことのない健康な人が、ある日、何の前触れもなく目が見えなくなったり耳が聞こえなくなったりするとどうなるでしょう。考えるまでもなく、パニックになるはずです。突然誰かが後ろから手を回して目隠しされたら、飛び上がって「ひゃ!」と声を上げてしまうシチュエーションを想像してください。そこまでのリアクションでなくとも、少なくとも胸がドキッとしてしますよね。僕は、プールで潜水しているとき...[続きを読む]

ヤギと男と男と壁と

80年代ごろからアメリカで実際に存在したという超能力部隊。「ジェダイ計画」というコードネームで、超能力兵士を育成するという構想に着手していたそうです。能力は段階的にレベル分けされていて、まずレベル1は「椅子の数やコンセントの位置など細かい部分にすぐ気づく能力」。レベル2は「直観力」。レベル3は「察力と現実とのつながりを理解し人から見えなくなる能力」。そして、レベル4ともなると、念ずるだけでヤギの心...[続きを読む]

砂漠でサーモン・フィッシング

もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを「外来種」と呼びます。この外来種の定義ですが、日本国内のある地域からもともといなかった地域に持ち込まれた場合には適用せず海外から入ってきた生物に絞り、また渡り鳥、海流に乗って移動してくる魚や植物の種などは自然の力で移動するものなので外来種として見なさないとのことです。シロツメクサ、アメリカザリガニ、ブラックバスな...[続きを読む]

天使と悪魔

ベンジャミン・フルフォード著『図解 世界「闇の支配者」』によれば、イルミナティは世界を支配する集団としていまも暗躍しているとのことです。その主な構成員は、ロックフェラー家(石油メジャーとして石油利権を握り、現在は米系投資銀行を通じて原油マーケットを支配している)、ブッシュ家(ロックフェラーとともに石油利権を握るべく、親子二代の大統領時代に世界最強のアメリカ軍を動かし紛争を誘導)、ロスチャイルド家(...[続きを読む]

ブラス!

エネルギー革命に伴い、炭鉱が次々と閉山していくという事態はなにもイギリスだけに限らず世界的な現象であり、言うまでもなく日本も同じです。殊に日本で取れる石炭は質が悪く、また地中深くまで掘り進めないと採掘できないのでコストが高くつくという事情があり、戦争では戦艦用の石炭を安くて高品質な外国産に求めていたほど。なお、石炭を掘る手段として2種類あり、石炭のあるところまで延々と穴を掘っていく坑道堀りと、地表...[続きを読む]

ブラックホーク・ダウン

1993年10月3日、混迷するソマリア情勢に解決策を見出だせずにいた国連をよそに、アメリカ軍はソマリア民兵のアイディード将軍の副官2人を捕らえる独自作戦を挙行。30分という短時間で片がつくという公算を立てていましたが、作戦中に中型多目的軍用ヘリコプター・ブラックホークが撃墜されたことで様相が一変。以後、モガディシュ市内に取り残されたアメリカ兵を救出する作戦が行われることになります。レンジャー部隊な...[続きを読む]

ゴーストライター

現在の職業に身を置く前は、ずっとライターをしていました。ライターと言ってもピンからキリまであるわけですが、僕が携わっていた業界は新聞と求人。前者は新聞社系列の編集プロダクションでテレビ局と連動した記事を書いており、後者は広告代理店の求人サイトに掲載する会社紹介文などを書いていました。両方とも(特に前者は)ライター個人の特徴を出さない淡々とした文章が是とされていたので、いわゆる小説とかエッセイといっ...[続きを読む]

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