カテゴリー別アーカイブ: サスペンス

パーフェクト・ゲッタウェイ

パーフェクト・ゲッタウェイ

この映画の舞台となっているハワイ。僕は一度も行ったことないのですが、抜けるような青空とエメラルドグリーンの海、白い砂浜という華やかなイメージくらいは持ち合わせています。数々のテレビ番組や映画の舞台となってきたこのハワイ。行ったことないにせよ知っておくに損はないと、ちょっと調べてみました。おそらく、僕を含む大多数のハワイ未経験者が「ハワイ」と聞いて思い浮かべるのが、ワイキキビーチでしょうね。オアフ島...[続きを読む]

その土曜日、7時58分

その土曜日、7時58分

「引っ込みがつかない」という言葉があります。やりかけた以上やめるわけにはいかない、行きがかり上途中で身を引くわけにはいかないといった意味ですが、もともとは舞台用語だそうで、役者が舞台から退場する(引っ込む)場面がうまくいかない(歌舞伎だったら見得を切れない)ことから来ているとのこと。その類義語として「収まりがつかない」「振り上げた拳のやり場に困る」「格好がつかない」などが挙げられることから、ニュア...[続きを読む]

ロスト・メモリー

ロスト・メモリー

マーケティング手法としてよく知られているものに、「返報性の原理」というのがあります。返報性とは、他人から何らかの施しを受けた場合にお返しをしなければならないという感情を抱く心理のことで、マーケティングではターゲットに小さな貸しを与えることで大きな見返りを得るテクニックとして活用されているのです。たとえば、電気屋にパソコンの下見に行ったものの対応してくれた店員が非常に丁寧にアドバイスしてくれたので他...[続きを読む]

ラスベガスをぶっつぶせ

ラスベガスをぶっつぶせ

ギャンブルはしないことにしています。別に、倫理的に許せないとか、勤勉勤労を否定しているのが気に食わないというわけではなく、単純に「怖い」からしたくないだけです。ギャンブルを怖いと思う背景には、小学生の頃に味わった苦い記憶があり、それがトラウマとなっていまでも僕をギャンブルから遠ざけているのです。その苦い記憶というのは、言うまでもなくギャンブルで大敗したこと。それも、当時小学生だった僕にとって大金で...[続きを読む]

ゴーストライター

ゴーストライター

現在の職業に身を置く前は、ずっとライターをしていました。ライターと言ってもピンからキリまであるわけですが、僕が携わっていた業界は新聞と求人。前者は新聞社系列の編集プロダクションでテレビ局と連動した記事を書いており、後者は広告代理店の求人サイトに掲載する会社紹介文などを書いていました。両方とも(特に前者は)ライター個人の特徴を出さない淡々とした文章が是とされていたので、いわゆる小説とかエッセイといっ...[続きを読む]

ミュンヘン

ミュンヘン

1948年のイスラエル建国宣言以降、イスラエルと周辺アラブ諸国との間では数えきれないほどの戦闘が繰り広げられています。イスラエル建国は、かつてその地に住んでいて、いまはパレスチナ自治区と呼ばれる区域に押し込まれているパレスチナ難民をはじめ、当時の列強と国連の事なかれ主義による取り決めにより、聖地(エルサレムはキリスト、ユダヤ、イスラムの聖地であるが)を異教徒(ユダヤ人)に奪われたアラブ人の強い反発...[続きを読む]

マルホランド・ドライブ

マルホランド・ドライブ

「棺桶の蓋を開けたら、中に入っていたのは自分自身の死体だった」。なんていうシーンを何かの漫画で読んだ記憶があります。決して開けてはいけない棺桶を、相手に脅されて冷や汗ダラダラかきながらたどたどしい手つきで蓋に手をかけ、主人に何をされるかわからないという底知れぬ恐怖のもと開けた瞬間、その中には彼自身が惨殺死体となって埋もれていた。これはもちろん漫画での描写なのでこんなオカルトチックなことは現実に起き...[続きを読む]

スイミング・プール

スイミング・プール

何かを書いている最中、当初思い描いていた展開とはまるで違った方向へと筆が勝手に進み、そのまま予期していなかった結末に至ってしまうことがよくあります。それは、何も考えず思いつきで何かを書きだした時よりも、書く前にプロットや登場人物像を綿密に設定した時のほうがその傾向は顕著に現れるのです。その理由としてよく言われているのが、ストーリー・人物設定が徹底的に練りこまれた物語というものは、その時点ですでに登...[続きを読む]

裏切りのサーカス

裏切りのサーカス

この映画が日本で封切られた時、チケットの半券を提示すれば2回目は1000円で観られるというキャンペーンが展開されていたようです。本国のイギリスで大ヒットしたという実績を引っさげての公開なので、配給会社もさぞや自信を持っていたことでしょう。では、本当に面白い映画なら、別にそういったリピーター割引など企画せずともリピーターが続出するはずなのですが、このケースのようにわざわざ「二度目、真実が見える」とい...[続きを読む]

プレステージ

プレステージ

新興宗教の勧誘や高額羽毛布団などの悪徳商法、高額配当を謳った投資詐欺、最近では振り込め詐欺など、世の中には人を騙すことで利益を得ようという勢力が後を絶ちません。騙す側の手口としては、一般的な社会常識をもってすれば簡単に嘘だと見破れる案件を、巧みな話術で信じこませて金を出させるといったところでしょうか。でも、いくら圧倒的に話術が巧みで、ターゲットの弱みや泣きどころを突いた誘導をしたところで、普通に考...[続きを読む]