カテゴリー別アーカイブ: アクション

ニキータ

意外だったのが、狙撃手とは男性より女性のほうが向いているものだということ。精密な射撃能力のほか、必要以上に力を籠めないため命中精度が高いことや、ターゲットの到来をじっと待っていることなど、さまざまな点で男性より適正があるとのことです。さすがにスタミナでは男性にかないませんが、自分が狙われているという勘の鋭さで、窮地を幾度となくくぐり抜け伝説的存在となった女性狙撃手もいるようです。中でも傑出していた...[続きを読む]

マスター・アンド・コマンダー

どんな組織でもそうですが、リーダーに求められるものは「信頼」。それ以外にありません。この人のために働きたい、この人となら辛いことも共有していけるというような、心的な一体感・連帯感を部下に生じさせられる人がリーダーとして組織のトップに立つと、その組織は必ず目に見える成果を挙げられます。逆にそうでない組織はなかなか成果を挙げられないどころか、どんどん人が離れていき、やがて事業を継続できなくなり崩壊して...[続きを読む]

預言者

この映画はフランスにある刑務所を舞台にしており、アラブ系、イタリア系、コルシカ系など、さまざまな民族が派閥を形成して衝突を繰り返している中、主人公のマリク(アラブ系)が入所してくるところから始まります。ある日、囚人の中でも幅を利かせているコルシカ系の大物セザールに目を付けられたマリクは、同じアラブ系の囚人を殺すよう依頼を受けます。戸惑うマリクでしたが、報酬やその後の自分の立ち位置を考えた末、承諾。...[続きを読む]

エンド・オブ・ホワイトハウス

アメリカのワシントンDCに観光に行った時、やはりいちばんの目当てはホワイトハウスでした。ニューヨークから高速バスでワシントンDCのユニオン駅に到着し、スミソニアン系の博物館・美術館をいくつか回ってからリンカーン記念館まで足を運び、観光最後の締めにホワイトハウスへと向かいました。ワシントンDCの主な観光名所はほぼひとつのエリアに固まっているとはいえ、なにせひとつひとつの区画が広大なので、ホワイトハウ...[続きを読む]

エクスペンダブルズ2

コンピレーションアルバムと分類されるCDアルバムがあります。代表的なものとして「NOWシリーズ」「MAXシリーズ」と言えば、あぁ、あれねと頷いてもらえると思います。要するに流行りの歌を集めたアルバムのことですが、単に人気の曲ばかりを鷲掴み的に編集したものだけでなく、バラードやダンス、ユーロビート、ヒーリングなど、特定のジャンルに沿ってまとめたものもあり、そのいいとこ取りのコンセプトが高付加価値感と...[続きを読む]

プロジェクトA

香港の空港に着いてダブルデッカーバスで市内に向かう途中、窓外に見える街ゆく人たちを眺めながら「この人たち、カンフーの達人なんだろうか」と思ってしまうのは、おそらくこの映画の影響だと思います。70年代、80年代のアクション映画スターと言ったらアーノルド・シュワルツェネッガーかシルベスタ・スタローンが最右翼ですが、プロジェクトAだけでなくスパルタンXやポリス・ストーリー、酔拳などの代表作を持つジャッキ...[続きを読む]

ミシェル・ヴァイヨン

僕が中学生の頃、友人の間でF1が流行ったことがあります。当時は、アイルトン・セナが全盛だったこともありF1人気は世界的にもすごいものがあったと記憶していますが、F1にまったく興味のなかった僕にはその話題が始まると苦痛の時間にすぎませんでした。セナをはじめ、ネルソン・ピケやミハエル・シューマッハ、アラン・プロストなど、話を聞かされているうち有名なF1レーサーの名前だけは嫌でも覚えていきましたが、肝心...[続きを読む]

エクスペンダブルズ

本来の商品・サービス(主たる人気商品)とは別の商品・サービス(従たる不人気の商品)をセットで販売する方法・手法のことを「抱き合わせ商法」と言います。こんな売り方、誰がどう見ても消費者の足元の見た卑劣なやり方に違いないのですが、どうしてもその商品を欲しい人なら、多少心のうちで舌打ちしようとも買ってしまうわけです。この点、オークションに参加する人の心理に近いのかなという感じがします。どんどん値段が吊り...[続きを読む]

アドレナリン

副腎髄質より分泌されるホルモンであり、神経節や脳神経系における神経伝達物質。つまり、人体に危険を察知した際に全身に緊急指令を回し戦闘モードにする伝達物質のことですが、これをアドレナリンと言います。本来であれば医学や化学を志していないとお目にかかれない言葉だとは思いますが、何がきっかけだったかは知りませんが、いまは「ヤバいと思った時や危ないと感じた時に分泌され心身を高揚させる」物質としてよく知られて...[続きを読む]

アルティメット

冒頭から10分観ればすぐにわかりますが、この映画は少年マンガそのものです。悪い奴らに因縁をつけられ一度は撃退すれど、大切な人を人質に取られ立場が一転してしまい窮地に陥ってしまう。臥薪嘗胆しながら人質の奪還のタイミングを待ち続けるうち、本来なら敵対関係にある人から協力を求められる。初めは互いに警戒して連携はぎこちないが、敵の本拠に乗り込んで戦っているうちに次第に両者の壁は氷解し、信頼を基にしたチーム...[続きを読む]